全建岐阜について
全建総連岐阜建労のしくみ
全建総連岐阜建設労働組合(全建岐阜)は、大工、左官をはじめとする建築・建設業種の職種の職人、一人親方、中小事業主等を組織対象として、岐阜県下で約7,200人の組合員で構成されています。
私たちは、地域建設産業の担い手である大工、工務店、各専門工事業者の育成、建設従事者の社会保障の拡充、生活の向上、建設労働者の雇用の安定、技術・技能の向上、後継者の育成、大手企業に独占されがちな地元建設業の民主化を目標に、上部団体である全国建設労働組合総連合(略称・全建総連/62万人)とともに諸活動に取り組んでおります。
全建岐阜は、労働者の思想、信条、性別、国籍等の違いにかかわらず、建設労働者なら誰でも加入することができる組織です。この大衆的性格が多くの建設労働者を団結させることを可能にし、他の組織では代えることのできない特徴となっています。そして「みんなで話し合い、みんなで決めて、みんなで実践する」と いう組合民主主義と活動スタイルつらぬくことで、労働組合のたたかうエネルギーが発揮されるのです。
全建岐阜は、居住地を基礎に班・支部を組織しています。それらは各総支部に管轄されており、さらにブロック体制がこれを支援しています。県本部の専門部や 執行委員会等が決定した運動方針を統一行動として、実務を支える書記局とともに実現しているのです。
「組合員一人ひとりが主人公」であることは組合民主主義をいいあらわした言葉ですが、全建岐阜の組合民主主義、支部会議、支部活動、そして組合活動への参加によって保障されるものです。
青年・主婦・高齢者の活動
全建岐阜は、組織確立のため、組合員のそれぞれの立場による活動を進めています。
ここでは文化・レクリエーション活動をはじめ、情報交換、組合運動の学習と実践の場にしています。
青年部(青年協議会)
青年部は、全建岐阜の組合員のなかの青年(概ね40歳くらいまで)でつくられる組織です。青年組合員独自の要求を実現し、組合の幹部の後継者として育成していく上でも、青年部の拡大強化は重要です。現在、各支部では支部青年部の組織強化に取り組んでいます。
女性部(女性部協議会)
組合員の妻、あるいは女性組合員によってつくられる組織です。女性部は、全建岐阜の家族ぐるみの運動という伝統を発展させ、組合の方針にもとづき
①女性が組合の運動に自発的に創意をもって参加する。
②女性独自の目線で自主的に活動する組織
という位置づけで、働く女性としての目線で内助の功も発揮し取り組まれています。
シニアの会(高齢者協議会)
65歳以上の組合員でつくられる組織です。組合の歴史をつくってきた仲間であり、健康的な暮らしの実践と組合の強化、後継者育成のための活動の支援をして、同世代との交流ができる組織づくりをめざします。